中高一貫校では、中高6ヵ年を通じた一貫教育の中で、それぞれの能力や学習のペースが異なることから生徒の間で学力差が大きく開くこと、そして学びに対する意欲をどう高めるかが、学校にとって重要な課題になっています。
これらの課題を解決するために、「学力推移調査」と「Classi」の2つのツールを組み合わせて使用することで、中高6ヵ年の一貫した学びを支援します。
「学力推移調査」は、GTZ(学習到達ゾーン)を軸にした学力と、学力の土台となる生活・学習習慣を測定します。
「Classi」は、ベネッセテストの結果を基に、生徒一人ひとりに最適な学習支援を提供します。
この取り組みにより、中学生ならではの発達段階と学びのプロセスに沿った指導を実現します。
学力推移調査 ✖️ Classiでできること
中学ならでは変化に対応した丁寧な状況把握と個別指導
学力推移調査で「学力と生活習慣の状況把握」
学力推移調査は、国語・数学・英語3教科の学力を測定する学力調査と、生活・学習・意識に関するアンケートの学習実態調査からなるアセスメントです。
中学で学力推移調査、高校で進研模試を継続して受験いただくことで、GTZを軸に、中高6年間を通して学力の推移を把握できます。
また、学習・生活習慣など、学力の素地となる学習習慣もあわせて確認できます。
学力と相関の高い質問項目を多数用意しており、日々の生活・学習指導や初期指導の検証などに活用できます。
中高一貫校の中学生の発達段階と学びのプロセス
学力推移調査に関する最新の情報は Benesse High School Online でご確認ください。
Benesse High School Online | 学力推移調査
Classiで「生徒個人のレベルに応じた個別指導」
学習トレーニング 課題配信機能では、学力推移調査の事前学習時に、先生からの課題配信で生徒の学習ペースを作り出すことができます。
また、テストの解答結果をもとに、生徒一人ひとりに応じた最適な問題を「おすすめ演習」としてAIが出題し、個々の理解度に合わせた学習で単元の定着を促します。
学習トレーニング 自主学習機能では、学力推移調査の回ごとの出題範囲にあわせて単元演習が可能です。生徒が目標とするGTZを設定することで、目標に応じたレベルの問題に自主的に取り組むことができます。テスト結果返却後は、目標とテスト結果のギャップを確認しながら、自分の成績に合わせた問題に取り組めます。
「何からやったらいいか」「どこまでやったらいいか」がわからないという生徒でも、目標との差を確認しながら取り組むことで学習のモチベーションを高め、自主的な学習に向かうきっかけをつかめます。
目標設定
学習トレーニング 目標GTZ
ベネッセのテストで用いられる学力指標「GTZ(学習到達ゾーン)」で目標の設定ができます。
生徒それぞれが目標進路に合わせた目標GTZを、S/A/B/Cの4段階で教科ごとに設定できます。
✍️目標設定の操作方法はこちら |
事前学習
学習トレーニング 課題配信 -ベネッセテストから探す
学習トレーニングの課題配信では、学力推移調査の出題範囲から2つの難易度(基礎・応用)を選択して、簡単にテストを配信できます。
テストの解答状況に応じてAIが出題する「おすすめ演習あり」のテストについては、「おすすめ演習」を1回以上解くことが課題の完了条件になります。最低限、生徒に取り組んでほしい回数を設定してください。先生が配信時に指定した回数以上に、生徒が「わかった!」となるまで、何度でも取り組めます。
✍️学習トレーニング 課題配信 -ベネッセテストから探すの操作方法はこちら 【先生】生徒に課題を送りたい ✍️ベネッセテストの事前学習として課題配信を実施する際のポイントはこちら |
学習トレーニング 自主学習 -ベネッセテスト
学習トレーニングの自主学習 - ベネッセテストでは、学力推移調査の出題範囲の単元の学習が可能です。設定した目標GTZの達成に向けたトレーニング対象の問題に取り組みます。
トレーニング対象には「対象」と表示され、小単元の問題に正解すると✔️マークがつきます。
対象の中単元すべてに✔️マークがつくとトレーニング完了のスタンプが表示されます。
✍️学習トレーニング 自主学習 -ベネッセテストの操作方法はこちら ✍️生徒の取り組み状況を確認する際のポイントはこちら |
事後学習
学習トレーニング 自主学習 -ベネッセテスト
テスト結果返却後は、目標とテスト結果のギャップを確認しながら、生徒一人ひとりの学力に合わせた問題に取り組めます。
設定した目標GTZを達成した単元には「目標GTZ達成」のスタンプが表示されます。
目標に到達していない単元にはトレーニングの「対象」が表示されます。
✍️ベネッセテストの事後学習として自主学習を実施する際のポイントはこちら ✍️生徒の取り組み状況を確認する際のポイントはこちら |
学習トレーニング 自主学習 -ベネッセテストまとめ
「自主学習 - ベネッセテストまとめ」では、中学では学力推移調査、高校では進研模試をはじめとした過去受験済のベネッセテスト結果(※)の変化を中高6年間を通して確認できます。単元ごとに自分の状況を把握することで優先順位をつけて学習を進められるようになります。
単元を自ら選び学習を進めることも、おすすめされている単元から順に学習を進めることも、どちらも可能です。
※対応教科は、英語・数学・国語。対応ベネッセテストは、ベネッセ総合学力テスト・進研模試(2年2月・3年6月・3年9月)・スタディーサポート・基礎力診断テスト・学力推移調査(中1第1回除く)
✍️ベネッセテストまとめの操作方法はこちら |
お役立ち資料 / 機能操作方法・概要
活用案内動画
チャプター
- はじめに
- 「課題配信」機能とは?
- 「課題配信」活用のポイント(Step1 計画 / Step2 配信 / Step3 確認)
- ベネッセのテスト前に課題配信(学力推移調査第2回に向けた取り組み例)
- 「自主学習」の活用方法
- 操作画面のご紹介(課題配信 / 取り組み状況の確認 / 自主学習)※先生・生徒両方の画面を投影
- おわりに
生徒向けご案内資料
学習トレーニング活用ガイド(PDF) 「学習トレーニング」の生徒の基本的な操作方法をまとめたガイドです。 |
https://platform.classi.jp/api/guide/download/351 ※要Classiログイン |
生徒向け活用ナビサイト ベネッセのテスト結果からの弱点補強や授業内容の復習など、自主学習の取り組み方法を1分で確認できる動画を掲載しています。
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学習トレーニング活用計画記入シート(学力推移調査・第2回向け) 学力推移調査・第2回に向けて配信計画を記入できるワークシートです。
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学習トレーニング 【学力推移調査】の結果連携後の学習 学力推移調査の結果が返却後、目標と結果のギャップから伸びしろを見つけて学習するための案内資料です。
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