昨今、少子化による定員割れでクラス内での学力・学習意欲の差が拡大し、これまで以上に授業での一斉指導が難しい状況になってきています。
そのような状況の中で、「基礎力診断テスト」と「Classi」の2つのツールを組み合わせて活用することで、学び直し指導と、進路指導の相乗効果で生徒の変容を支援します。
基礎力診断テスト ✖️ Classiでできること
『生徒の変容』を実現する学び直しの実践
基礎力診断テストで育む「学習姿勢」
生徒の学習姿勢を育むには、学びへの意欲を喚起することが重要です。
基礎力診断テストでは、あらゆる学力を持つ生徒が受験しやすいように、全ての回で義務教育の範囲から問題を出題しています。
また、「One-Week トライアル」のように、本番のテストに4〜6割準拠した問題を収録した教材を使用し、これらを組み合わせて活用することで、準備をすれば成果を実感できる=「やったら、できた」という成功体験を提供できます。
さらに、学力、学ぶ姿勢、生活習慣、進路意識など多面的に振り返ることができ、生徒が自身の「得意なポイント」を認識しやすいように設計されています。
学びへの一歩に繋がる「成功体験」により、生徒を学びに向ける『学習姿勢』を育みます。
基礎力診断テストに関する詳細情報は Benesse High School Online でご確認ください。
Benesse High School Online | 基礎力診断テスト
Classiで育む「学習習慣」
生徒の学習習慣を養うには、生徒個別の学力に合わせた学習機会が必要です。
学習トレーニング 自主学習機能では、基礎力診断テストの出題範囲にある単元演習が可能です。生徒が目標とするGTZ(学習到達ゾーン)を設定することで、目標に応じたレベルの問題に取り組むことができます。テスト結果返却後は、目標とテスト結果のギャップを確認しながら、自分の成績に合わせた問題に取り組めます。
その他にも、Webテストでは、基礎力診断テストに準拠する問題を収録した「One-Week トライアル」のテストが配信できます。また、学習動画では、学習マップに連動する動画と演習問題がセットになった課題を配信することで効果的な事後学習を支援します。
学習トレーニングの自主学習機能とWebテスト、学習動画の課題配信で、「何からやったらいいか」「どこまでやったらいいか」がわからない生徒でも、学習のモチベーションを高め、学習に向かうきっかけをつかむことで、『学習習慣』を育みます。
目標設定
学習トレーニング 目標GTZ
ベネッセのテストで用いられる学力指標「GTZ」を基に、目標設定が可能です。
生徒はそれぞれの目標進路に応じて、教科ごとにS/A/B/Cの4段階で目標GTZを設定できます。
✍️目標設定の操作方法はこちら |
事前学習
学習トレーニング 自主学習 -ベネッセテスト
学習トレーニングの自主学習 - ベネッセテストでは、基礎力診断テストの出題範囲内の単元を学習できます。設定した目標GTZの達成に向けて、トレーニング対象の問題に取り組むことができます(対象科目: 英語、数学、国語)。トレーニング対象の問題には「対象」と表示され、小単元の問題に正解すると✔️マークが付きます。 すべての対象中単元に✔️マークが付くと、トレーニング完了のスタンプが表示されます。
✍️学習トレーニング 自主学習 -ベネッセテストの操作方法はこちら ✍️生徒の取り組み状況を確認する際のポイントはこちら |
Webテスト 「One-Week トライアル」課題配信
Webテストに搭載された「One-Week トライアル」に取り組むことで、基礎力診断テストでの成果につなげます。基礎的な範囲での「やったらできた」を実感することにより、学習習慣の定着を促します。
Webテストの[テスト検索]→[詳細検索]で「One-Week トライアル」を選択し、課題を簡単に配信できます。
自動採点および自動集計機能により、取り組んだ生徒の正答率を確認しながら、解説の指導に集中できます。
「One-Week トライアル」の各回テスト一覧をまとめたリンク集から、直接配信課題を選択することが可能です。
※Classiにログインして、該当テストの「Click」ボタンを押すと、Webテストの配信画面に遷移します。
One-Week トライアルWebテストリンク集のダウンロードはこちら
https://ed.classi.jp/hubfs/chienowa/OWT_linksheet_202307.pdf
✍️Webテストのテスト配信操作方法はこちら |
事後学習
学習トレーニング 自主学習 -ベネッセテスト
テスト結果の返却後、目標とテスト結果のギャップを確認しながら、生徒一人ひとりの学力に適した問題に取り組むことができます。 設定した目標GTZを達成した単元には「目標GTZ達成」スタンプが表示されます。 目標に到達していない単元には、トレーニングの「対象」として表示されます。
✍️ベネッセテストの事後学習として自主学習を実施する際のポイントはこちら ✍️生徒の取り組み状況を確認する際のポイントはこちら |
学習トレーニング 自主学習 -ベネッセテストまとめ
「自主学習 - ベネッセテストまとめ」では、基礎力診断テストを含む過去に受験したベネッセテスト結果(※)の変化を確認できます。単元ごとに自分の状況を把握し、学習の優先順位を決めることができます。自分で単元を選んで学習を進めることも、推奨される単元を順に学習することも可能です。
※対応教科は、英語・数学・国語。対応ベネッセテストは、ベネッセ総合学力テスト・進研模試(2年2月・3年6月・3年9月)・スタディーサポート・基礎力診断テスト・学力推移調査(中1第1回除く)
✍️ベネッセテストまとめの操作方法はこちら |
学習動画「学習マップ連動課題配信」
学習動画には、スタディーサポート、基礎力診断テストの結果に応じて、動画と問題がおすすめされる、「学習マップ」機能があります。
学習マップには、単元単位ごとにGTZ、学習到達ゾーンが表示され、弱点分野を簡単に確認できます。
弱点克服のために、生徒が自ら学習マップで単元を選んで進めていくだけでなく、先生が、取り組む教科と講義数を選んで課題として配信する、学習マップ連動課題配信機能があります。
✍️学習マップ連動課題配信の操作方法はこちら |
お役立ち資料 / 機能操作方法・概要
生徒向けご案内資料
学習トレーニング活用ガイド(PDF) 「学習トレーニング」の生徒の基本的な操作方法をまとめたガイドです。 |
https://platform.classi.jp/api/guide/download/351 ※要Classiログイン |
学習トレーニング活用ガイド(動画) 自習学習の使い方、先生から配信された課題への取り組み方など操作方法を1分で確認できる動画集です。 |
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学習トレーニング 【進路マップ基礎力診断テスト】の結果連携後の学習 基礎力診断テストの結果連携後、「ベネッセテストまとめ」の”おすすめの単元”から学習するための案内資料です。 |
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各機能の概要と操作方法
各機能の操作方法はヘルプページを、機能の概要について確認したい場合は、チエノワ内の機能別資料をご確認ください。
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