目標設定をする

学生生活は個々のキャリアと人生の方向性を見つけ、構築する重要な時期です。目標を持つことは、非常に重要ですが、目標設定においてはいくつかの課題が潜んでいます。

• 適切な目標の設定
  生徒は未だ将来の方向性を模索している段階であり、適切な目標を見つけることが難しい場合があります。
• 継続性の確保
  目標を設定することは重要ですが、それを継続的に追い求めることが難しい場合があります。挫折や変化に対処する方法を見つけることも重要です。
• 効果的な進捗管理
  目標を設定した後、進捗を適切に管理することが重要です。効果的な進捗管理がないと、目標達成の道のりが見えにくくなります。

これらの課題を解決し、生徒たちが自らの目標に向かって進む手助けとして、Classiをご活用ください。
Classiの「学習トレーニング」「学習記録」「ポートフォリオ」は、生徒の目標設定から、目標に向けた学びをサポートします。

希望進路に応じた学力指標で目標を設定する（学習トレーニング / 学習記録）

学習トレーニング、学習記録では、進研模試やスタディーサポートなど、ベネッセのテストで用いられる学力指標「GTZ（学習到達ゾーン）」で目標の設定ができます。

学習トレーニング

生徒それぞれが目標進路に合わせた目標GTZを、S/A/B/Cの４段階で教科ごとに設定できます。

[自主学習-ベネッセテスト](※１)の画面では、設定した目標GTZにあわせた難易度の問題演習に取り組むことができます（英語・数学・国語のみ）。
ベネッセテストの結果が返却(※２)されると設定した目標に加えて、テストの結果も踏まえた取り組むべき問題・難易度に変化します。
単元ごとの成績（GTZ）が目標を超えていた場合は「目標GTZ達成」のラベルが表示されます。

※１ ［自主学習-ベネッセテスト］対応テストは、ベネッセ総合学力テスト・進研模試（2年2月、3年6月、3年9月）・スタディーサポート・学力推移調査（中１第１回を除く）です。
※２　ベネッセテストの結果連携をするためには模試データ連携作業が必要です。

[自主学習-ドリル]の画面でも、[自主学習-ベネッセテスト]と同様に、設定した目標GTZにあわせた難易度の問題演習に取り組むことができます。

学習記録

生徒それぞれが目標の進路に合わせた目標GTZを設定すると、各大学に合格した全国の先輩が、同じ時期にどの程度の学習時間だったのか、目標学習時間(※３)がグラフに表示されます(※４)。
日々の学習計画を立てるうえでお役立てください。

※３ 目標学習時間（先輩たちの学習時間）が設定できるのはS1～C3の12段階です。
※４ 高校3年生の5月以降は、合格した先輩たちの学習時間に大幅なばらつきがあるため、目標学習時間線は表示しておりません。

行動目標や結果目標を設定する（ポートフォリオ）

ポートフォリオでは、生徒が自身の成長を客観的に振り返るために、日々の記録をまとめ・可視化することができます。
生徒の自主入力だけでなく、先生からの働きかけによる課題配信も可能なので、双方向からのアプローチで、日々の小さな気づきを逃すことなく蓄積できます。

目標設定から日々の活動記録までのポートフォリオ運用の流れは、下図をご確認ください。

まず、年度や学期始めのタイミングで先生からの①課題配信による「目標設定」から運用のサイクルが始まります。
生徒は②課題への回答の中で、出したい結果や、結果を出すために必要な行動目標を設定をします。
その後、目標に向けた③日々の活動記録を、自主的に投稿することでポートフォリオ内に活動記録を蓄積していきます。
活動記録を蓄積する際、設定した目標に合わせて「アルバム」を作成しておくのがおすすめです。活動の記録が整理され、進捗を確認するときや、活動の振り返りをするときに便利です。

目標設定だけではなく、学校行事や学期末といった節目のタイミングで、先生からの振り返りの課題配信をすることで、自主的に活動記録を残すことが難しい生徒でも記録の継続性を確保することが可能です。
計画的な課題配信が重要になりますので、年間行事予定表を確認しながら事前に課題配信のタイミングを校内で相談しましょう。
活動記録テンプレートを活用することで、配信課題の作成負担を下げながら課題配信を行うことができます。

機能の操作方法

各機能の操作方法はヘルプページを、機能の概要やお役立ち資料について確認したい場合は、チエノワ内の資料集＞機能別資料をご確認ください。

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