2022年度入学の高校2年生が大学受験する2025年度入試から、新課程に対応する入試が始まります。
情報Ⅰの追加や国語、地歴公民の変更など、新課程に対応した指導において、「高校3年生での負担が増加する」という先生方からのお声をいただきます。
情報Ⅰや地歴を中心とした学習項目の増加や共通テストの演習の重要性が増したことにより、3年生で対策時間が取れるように国語・数学・英語は早期に基礎学力の完成が求められています。
ここでは、2025年度(新課程)入試に向けた対応として
- 国・数・英3教科の基礎学力の定着
- 情報Ⅰ、理科、地歴への対応
- 単元別学習と共通テスト対策をつなぐ実践演習
に関するClassi活用をご紹介します。
基礎学力の定着における課題と対策
大学入試に向けた3年生0学期と言われる2年生3学期においては、特に国・数・英3教科の基礎学力の完成が求められる重要な時期です。基礎定着を目的とした学習にはいくつかの課題を伴います。
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基礎学力の個人差への対応
学習理解度の差は、教育における大きな課題の一つです。個々の生徒のつまずきに合わせたレベルの学習に取り組むことで、基礎学力を身につけることができます。 -
定期的な理解度の確認と復習
基礎定着には定期的に理解度を確認し、復習することが不可欠です。定期的に復習を繰り返すことにより、学習内容を確実に理解するのと同時に、理解が十分でない不確かな部分を特定することが可能になります。 -
学習方法の指導
「何からやったらいいか」「どこまでやったらいいか」がわからないという生徒が多くいる中で、適切な学習方法を身につけることは重要です。学習方法を見つけることでモチベーションを維持し、長期的な学習目標を達成するための力を育みます。
Classiの学習トレーニングは、生徒の自律性とAIによる個別最適な学びを両立する学習機能です。
2023年12月にリリースした学習トレーニングの「自主学習-ベネッセまとめ」では、過去に受験済みのベネッセテストの結果から変化(GTZ)が確認できます。
単元ごとに自分の習熟状況を把握できるので、優先順位を付けて学習を進められるようになります。
生徒自身で単元を選ぶことはもちろん、優先度が高いと判定された“あなたにおすすめの単元”から取り組むことができるので「何からやったらいいか」がわからないという生徒でも自主的な学習に向かうきっかけをつかめます。年間の総復習としてご活用ください。
✍️ベネッセまとめの操作方法はこちら
【生徒】自主学習機能_過去に受験したベネッセテストをもとにした学習に取り組みたい
生徒向け案内資料はこちら 学習トレーニング【ベネッセテストまとめ】で基礎を定着 https://ed.classi.jp/hubfs/chienowa/2312gakusyu-training_matome.pdf |
情報Ⅰへの対応における課題と対策
2025年度の共通テストにおける、国公立大学の「情報」の配点比率は6〜10%の比重でみる大学が多く、ベネッセコーポレーションが実施したアンケートによると、情報Ⅰは1年生での履修が過半数を占めます。
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はじめての共通テストで対応に不安を感じながらも他教科とのバランスを考慮すると、情報Ⅰの対策に十分な学習時間は確保できておらず、下記アンケート結果からも3年次の補習や自学での知識定着が重要であることが分かります。
Classiの学習トレーニングには、低学年から受験期まで活用できる情報Ⅰのコンテンツをご用意しています。授業で学んだ知識を確認することが可能な基礎レベルの問題から、共通テストを意識して制作した応用レベルの問題まで取り組むことが可能です。
基礎レベル
- 先生からの課題配信、生徒自身で進める自主学習-ドリルで取り組み可能
- 「単元から探す」「ベネッセテストから探す」のいずれかから検索
応用レベル
- 先生からの課題配信のみ「ベネッセテストから探す」から検索可能
- 周辺知識の理解も促す解説動画の視聴が可能(5~10分程度)
1・2年次の基礎知識の定着から、3年次の共通テスト対策に向けてサポート致します。
✍️情報Ⅰの課題配信や自主学習の操作方法はこちら
情報Ⅰの活用法については下記動画も合わせてご確認ください。
生徒向け案内資料はこちら 学習トレーニング 【自主学習-ドリル で情報Ⅰ】の基礎知識の復習 https://ed.classi.jp/hubfs/chienowa/2310gakusyu-training_joho.pdf |
理科・地歴への対応
2024年2月より「高校理科」「高校地歴」の一部単元コンテンツから学習トレーニングへの搭載が始まりました。
課題配信(単元から探す)では、頻出語句や重要事項を押さえられる基礎レベル、模試のような大問形式の問題で構成される応用レベルの2レベルに対応しています。
自主学習 - ドリルでは、生徒が隙間時間で既習範囲の定着に取り組めるような一問一答形式の問題を搭載し、頻出語句や重要事項を問う基本的な問題から、複数知識や情報の処理が必要な応用的な問題まで対応しています。
今後、2024年7月末に向けて、順次コンテンツを追加予定です。
✍️理科・地歴の課題配信や自主学習の操作方法はこちら
https://ed.classi.jp/hubfs/chienowa/tangen_training_contentslineup.pdf
生徒向け案内資料はこちら 学習トレーニング 【自主学習-ドリル で理科・地理歴史】の基礎知識の復習 https://ed.classi.jp/hubfs/chienowa/2402gakusyu-training_drill_SciGeo.pdf |
単元別学習と共通テスト対策をつなぐ実践演習
学習トレーニングの「自主学習 - ドリル」では、単元別学習と共通テスト対策をつなぐ応用問題[実践演習に挑戦]に取り組むことが可能です。
総合的な力を問う演習により、必要な知識・技能を引き出し、活用して解く「応用力」を養います。
英語、数学、国語の複数の単元にわたる知識の活用を確認するために生徒へご案内ください。
✍️実践演習に挑戦するための操作方法はこちら
生徒向け案内資料はこちら 学習トレーニング【応用問題で実践演習】にチャレンジ https://ed.classi.jp/hubfs/chienowa/2401gakusyu-training_drill_oyo.pdf
《学習トレーニング 生徒向け 操作説明動画》 |