手帳で家庭学習の記録をつけさせているという学校も多いですが、学習記録の重要性は感じつつも、担任の先生方が手帳を回収してコメントし、返却することが大変というお声をよく伺います。
学習記録をICT化することにより、先生は生徒へのコメント記入の負荷が減り、生徒一人ひとりに向き合う時間が増加します。その結果として、生徒のモチベーション向上、学習記録の継続につながると考えています。
また、ICT化することで情報共有も手軽になり、担任の先生以外がコメントを書くことも出来るため、学校全体での指導が実現します。こちらの記事では、学習記録の活用についてご紹介します。
利用機能
学習記録
学習記録は各教科の学習時間や、1日の振り返りを記録し蓄積する機能です。
生徒がClassiホームアプリで学習記録を利用すると、ストップウォッチ形式で簡単に学習時間を記録できます。
また、目標設定をおこなうと目標達成に必要な学習時間の目安が表示されるため、日頃の学習時間とのギャップを認識しながら学習習慣定着を促します。
先生画面では、クラスの平均学習時間だけではなく、生徒一人ひとりの学習時間の教科バランスをグラフで確認できます。
生徒の1日の振り返りコメントには、先生から返信できますが、テキスト入力に限らずスタンプでの返信も可能です。
コメントの一斉送信機能で、学習記録の未入力者に対しての入力の促進はもちろん、入力している生徒たちへ励ましのメッセージも一斉に声がけ可能です。
✍️学習記録の操作方法はこちら |
活用シーン
定期考査前など行事として活用
- これまで学習記録を付けてこなかった学校にはまず期間限定の活用がおすすめです
- 先生画面にはクラスごとの平均学習時間が表示されるので、クラス対抗のイベントで活用できます
日常的な活用
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継続するために毎日の「お題」を記入した1ヶ月のカレンダーを配付し、「学習記録」に学習時間を入力する際、コメント欄に毎日の「お題」にそった内容を記入するように促している学校もあります。
「1ヶ月だけ」頑張ろうと呼びかけたり、毎日「お題」を用意したりすることで、生徒も記入することが増え、Classiに毎日ログインする習慣づくりにもなります。 - 短くても毎日コメントを返すようにしていたら、生徒の新しい一面や、ちょっとした不調なども察知できるようになり、学習記録のコメント欄が生徒とのコミュニケーションのきっかけにもなります。
✍️学習記録 お題カレンダーテンプレートはこちら https://ed.classi.jp/hubfs/chienowa/gakusyukiroku_monthly_calendar_template.docx |
- 先生からのコメント回数が多いほど、学力(GTZ)・学習力ともに向上しやすい傾向が実証検証で確認されています
- 学習記録を継続して利用している学校ほど、部活の顧問や教科の先生など担任以外の先生も巻き込み、実施しているケースが多くあります
機能の概要と操作方法
機能の操作方法はヘルプページを、機能の概要について確認したい場合は、チエノワ内の機能別資料をご確認ください。
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