静岡県立 浜松湖南高等学校 | |
利用機能 | 学習記録 |
利用目的 | 学習習慣定着 |
事例まとめ
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浜松湖南高等学校の1学年(令和3年度)では、中間・期末考査の「考査前学習時間」を学習記録に入力。「考査前学習時間」「定期考査結果」を振り返りシートにまとめて分析
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昼休みなどの隙間時間を活用して、学習時間推移×定期考査結果を基に「1分面談」で学習の振り返りを実施
- 定期考査を山場にした継続的な振り返りと、軌道修正のサイクルを可能にすることで、学習記録を習慣化。生徒の学習時間の増加につながる
こんな先生におすすめ!
「生徒自身で日々の学習の改善サイクルまわしていく習慣を身につけさせたい」と考えている先生
活用内容
学習時間推移×定期考査結果を基にした「1分面談」で軌道修正
浜松湖南高等学校の1学年(令和3年度)では、手帳(紙媒体)を利用して、学習時間の管理を考えていましたが、新型コロナウイルスの影響や回収の手間などの課題から、直感的に記録しやすいClassiの学習記録での管理を決めました。
中間・期末考査の前には、Classiの学習記録に入力を徹底し、蓄積した「考査前学習時間」と「定期考査結果」を浜松湖南高等学校オリジナルの振り返りシート(学習の記録)にまとめ、学習に対する効果を確認しています。
また、学習時間推移と定期考査結果を基に、「1分面談」で変化があった部分や改善点などを、ピンポイントで確認をしています。
「1分面談」は、中間・期末考査後の一週間をかけて昼休みなどの隙間時間におこないます。先生は、どんな結果であってもむやみに生徒にプレッシャーはかけず、少しでも前向きになれるよう、学習の動機付けを意識して声がけをしています。
取り組みによる成果
継続的な振り返りと軌道修正のサイクルで学習時間が増加
学習時間が学習記録上でデータ化・可視化されることで、教科ごとの学習時間と考査結果の分析が容易になります。課題は学習時間なのか、または学習の質なのかなどを検討しやすくなり、日々の学習効率を上げる「軌道修正」がおこないやすくなりました。
中間・期末考査を山場にした振り返りと、軌道修正サイクルが継続的にまわるようになることで、学習記録が習慣化され、生徒の学習時間が増加するという結果につながりました。