2025年8月22日(金)、オンラインにて「“校内連絡”だけで止まっていませんか? 他校事例から学ぶ!明日からできるClassi活用の第一歩」を開催しました。2学期に予定されている「行事の準備や運営」「面談」「期末試験」といった場面にあわせ、Classiをどのように活用できるのかを全国の先生方にご紹介しました。登壇したのは、Classi カスタマーサクセス部の横山です。
行事の準備・運営での活用
修学旅行は2学期に多くの学校で実施される行事のひとつです。本セミナーでは、旅行前・旅行中・旅行後のそれぞれの場面で活用できるClassiの機能を取り上げました。
まず、先生方からよく聞かれるのが「緊急連絡先やアレルギー情報を紙で集めるのは時間がかかり、現地へ大量の書類を持ち込むことによるリスクがある」という声です。
そこで解決策として紹介したのが「申請・提出物」と「カスタム名簿」です。実際に修学旅行前に利用した学校では、未提出者の確認から名簿作成までを画面上で完結できるようになり、印刷や持ち出しの負担を大幅に減らすことができました。
続いて、旅行中においては「校内グループ」を活用した保護者への情報共有の事例をご紹介しました。行事中に写真を投稿することで、保護者は子どもの様子をリアルタイムで確認でき、安心感が得られたといいます。また、「見ました」ボタンを通じて保護者の閲覧状況も把握することが可能です。「印刷や配布の手間をかけずに反応を把握できる点が特徴」と説明しました。
行事後、その経験をどのように振り返り、生徒の成長につなげるか——ここで力を発揮するのが「ポートフォリオ機能」です。
熊本県立熊本北高校では、総合型・学校推薦型選抜を志望する生徒が増える中で「志望理由を言葉にできない」「自己分析が浅い」といった課題を抱えていました。そこで1・2年次から振り返りを習慣化させ、行事や期末の節目に加えて、生徒が気づいたときに自主的に入力するよう促しました。その結果、自分の経験を言葉にできる生徒が増え、面接や志望理由書づくりにも直結しているといいます。
さらに先生方は、質の高い振り返りをピックアップして全体に共有。他の生徒の書き方を参考にすることで、全体の振り返りの質が底上げされる効果も生まれています。
面談での活用
2学期は三者面談や個別面談も多く行われる時期です。先生方からは「面談に必要な情報を集めるのに時間がかかる」「記録がバラバラで引き継ぎが難しい」といった声が多く聞かれます。
ご紹介した事例校では、面談内容や授業での様子を日常的に記録し、先生同士で共有する仕組みを整えています。あらかじめ記録の観点を決めているため、誰が書いても一貫した内容となり、後から確認する先生も迷うことがありません。その結果、担当の先生が変わってもスムーズに引き継ぎができ、指導を継続して深めることができるようになっています。
また、別の学校では「一人の生徒を複数の先生で支える」という考え方を重視しています。授業や面談で気づいたことをそれぞれが記録しておくことで、担任やクラスが変わった後も過去の経緯を踏まえて面談を進めることができます。これにより、先生ごとの指導に一貫性が生まれ、生徒や保護者の安心感にもつながっています。
さらに、最近は面談の場面から学習行動へスムーズにつなげる工夫も広がっています。成績を確認したその場で復習問題に取り組める導線を示すことで、「やってみよう」という言葉がそのまま行動につながりやすくなりました。先生方からは「面談の対話をきっかけに、すぐ行動に移せるのは大きな効果がある」という声もあがっています。
期末試験での活用
学期末の定期試験は範囲が広く、効率よく復習を進めることが難しいと多くの先生方が感じています。特に「どこでつまずいているのかが見えにくい」「小テストを作る時間が取れない」という声がよく聞かれます。
ある学校では、授業で扱った単元ごとに小さな課題を配信し、試験前に生徒が自分の理解度を確認できる仕組みを取り入れています。課題の正答率が自動的に集計されるため、先生はクラス全体の傾向と生徒個人の弱点を同時に把握できます。その結果、「次の授業でどの部分を補足すべきか」が明確になり、授業内容の修正や重点指導にすぐ活かせるようになりました。
別の学校では、配信した課題に解説動画を組み合わせることで、生徒が自分のペースで復習を進められるように工夫しています。先生が一人ひとりに説明する手間を減らしながら、生徒は分からない部分を繰り返し確認できるため、試験に向けた学習の質も高まっているといいます。
先生方からは「基礎レベルの問題で取りこぼしている項目がすぐにわかる」「課題を出した直後に弱点が見えるので、試験までの授業にすぐ反映できる」といった声が多く寄せられています。試験前の限られた時間を有効に使う上で、こうした取り組みが強い味方になっているようです。
終わりに
今回のセミナーでは、行事・面談・試験といった学校生活の主要なシーンで、Classiを“連絡だけでは終わらない”ツールとして広げる実践例が数多く共有されました。先生方が校内で話題にしやすい小さな一歩から、ぜひ活用を広げてみてください。
動画は以下よりご覧いただけます。